使い切れないインスリンでガンになる

高レベルの細胞増殖を促進する強力な成長因子である IGF-1 は、閉経前の乳ガン、前立腺ガン、大腸ガンのリスクの増加に関係するいう報告があります。

肉と乳製品を食事で多く摂る高タンパク質の食事は、細胞の成長を促進するインスリン様成長因子-1 (IGF-1) の血液中のレベルを高めるとのこと。(イギリスのオックスフォード大学 Andrew W. Roddam 氏 )
 ● IGF-1 は主に肝臓で成長ホルモンの刺激で分泌されます
 ● IGF-1 は人の初乳や牛乳、乳製品に含まれています
 ● 飼料に含まれる成長促進剤から IGF-1 の可能性

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◆ IGF-1は、ガン細胞の発現と成長促進

高インスリン血症やインスリン抵抗性により、発がん促進に重要な役割を果たしていることで知られるインスリン様成長因子IGF-1が増加し(IGF結合タンパクは減少)、ガンを発症しやすくしている原因の1つと言われています。

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◆ これを解決するのは、運動の継続です

厚生労働省研究班の「多目的コホート研究」の報告は次のように、
ガンの原因の1つに IGF-1 インスリン様成長因子が挙げられています。

<以下、報告内容より>・・・・・・・
ガン発症と運動の関係について、
運動習慣のある人ではがん発症が減る」と指摘。
運動(身体活動量)で、ガンを予防できる理由に、
 ・肥満の改善
 ・性ホルモンやインスリン・インスリン様成長因子(IGF-1)の調節
 ・免疫調節能の改善、
 ・フリーラジカル産生の抑制
などが挙げられています。
研究者らの推察:
1)身体活動を増やすことがインスリン感受性を高める。
2)空腹がインスリン量を低下させ、インスリン抵抗性が改善する。
3)身体活動による免疫調節能の改善効果も、がん予防に寄与している。
<報告内容のおわり>・・・・・・・

メタボリックシンドロームは、インスリンが上手く機能していないことがベースにあり、さまざまな症状が現れる前には、血管でインスリン量が多くなる高インスリン血症やインスリン抵抗性が現れています。
いわゆる、血糖値が高めの状態が進展していくとこのようなインスリン問題を抱えることになります。

ガン予防でも若いときからの継続する運動が、最も効果があるようですね。


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